美味しく淹れる3つの基本
1コーヒー
適正な分量と挽き方を守る
コーヒーは、使用する器具に合った挽き方のものを、正しく計算して使用してください。
※一人前の分量を目安としていますが、器具によって多少異なります。
器具名 | エスプレッソ | コーヒーメーカー サイフォンペーパードリップ |
布ドリップ |
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コーヒーの 分量・挽き方 |
7g 極細挽き | 10g 中細挽き | 13g 中挽き |
適正な分量と挽き方を守る
新鮮なコーヒーをご使用ください。コーヒーのおいしさは、空気中の酸素、高温、湿気、直射日光などによって損なわれやすいものです。保存するときは、密封容器に入れて温度の低いところ(冷蔵庫など)で保存してください。
おいしくお召し上がりいただくために、開封後は、次の期間を目安にしてください。
器具名 | レギュラーコーヒー | ||
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缶入り | アロマパック | ||
開封前 | 期 間 | 期間18ヶ月 | 期間12ヶ月 |
保存状態 | 高温多湿を避けて保存 | ||
開封後 | 期 間 | 期間7~10日程度 | 期間1か月の状態(豆の状態で) |
保存状態 | 密封し、高温多湿を避けて保存 |
2水
新鮮な水を使用する
水はコーヒーの味、コクを引き出す対セルな役割を果たします。コーヒーには、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が適度に含まれた水を使用するとよいでしょう。しかし、水の中の「鉄分」は、コーヒーの成分のクロロゲン酸と結びついて、味や液色に悪影響をおよぼしますので、注意してください。
※一般的には、水道水で十分です。
沸騰したお湯を使用する
沸騰したお湯をひからおろし、煮立ったお湯が静まったらお湯を注いでください。
コーヒーの抽出に適したお湯の温度は92度~96度です。この温度ですと、カップに入れたとき、ちょうど飲みごろに。
熱すぎるコーヒーは、苦みが強く、冷めたコーヒーは酸味を強く感じます。あらかじめカップやスプーンをあたためるのも、飲みごろ温度を長く保つ心づかいです。
3器具
清潔な器具を使用する
使用後の器具は必ずよく洗って清潔に保ってください。器具にコーヒー液やカスが残っていると、酸化して臭いがつくなど、コーヒー本来の香りが損なわれるので、注意が必要です。
●ペーパーフィルターの保存
ペーパーフィルターは、石鹸など香りが強いものと一緒にしないでください。
ペーパーフィルターに香りが移り、コーヒーの風味を損なうことがあります。
●布ドリップやサイフォンの布フィルターの保存
布ドリップやサイフォンの布フィルターは水洗いのあと、空気に触れないように水に浸して冷蔵庫で保存してください。